RBライプツィヒのナビ・ケイタ【写真:Getty Images】
RBライプツィヒに所属するギニア代表MFナビ・ケイタに対し、ヨーロッパのビッグクラブが興味を示しているようだ。イギリスの複数のメディアが報じている。
今シーズンからブンデスリーガ1部に昇格したライプツィヒは、第24節終了時点で2位と周囲を驚かせている。そんな好調なチームを引っ張るのがケイタだ。ここまでリーグ戦22試合に出場している22歳の若者は4ゴール8アシストと活躍し、レアル・マドリーやリバプール、ドルトムントといったビッグクラブが興味を示している。
そんな中でもバイエルン・ミュンヘンがケイタの獲得を強く希望しているようだ。クラブは今シーズン限りで現役を引退するシャビ・アロンソの後釜にライプツィヒのヤングスターの獲得を望んでいるという。
ライプツィヒのラルフ・ラングニックスポーツディレクター(SD)は現地時間12日、ドイツのテレビ『Sport1』で「我々が来シーズンヨーロッパの舞台で戦えるなら彼が移籍する理由はないと個人的には考えている」と語り、「ポール・ポグバとさえ交換したいとは思わないね」と今シーズンサッカー史上最高額の移籍金9200万ポンド(約130億円)でマンチェスター・ユナイテッドに移籍したフランス代表MFよりも価値があるとの見解を示した。
飲料メーカーであるレッドブル社を実質的な親会社として2009年に設立されたライプツィヒは、豊富な資金力を武器にケイタの移籍を阻止しようとしている。なお、同選手は2020年までクラブと契約を結んでいる。
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