バルセロナ、痛恨の取りこぼし【写真:Getty Images】
【デポルティボ 2-1 バルセロナ リーガエスパニョーラ第27節】
現地時間12日に行われたリーガエスパニョーラ第27節でバルセロナはデポルティボと対戦し、敵地で1-2と敗れた。
ミッドウィークのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で奇跡の逆転勝利を収めたバルセロナは、このミラクルの立役者となったネイマールが左足の痛みで欠場し、前線にはメッシ、ルイス・スアレスに加えてアルダ・トゥランが入る。対するデポルティボはペペ・メルを監督に迎えてから3試合で負けなしで、残留争い中の危険な相手だ。
先制したのは、主導権を握るバルセロナではなく、ホームのデポルティボだった。40分、CKでゴール前の混戦になると、オーバーヘッドでクリアしようとしたマスチェラーノがボールを捉えきれず、テア・シュテーゲンが弾いたボールをホセルに詰められた。
それでも、バルセロナは後半の立ち上がりに追いつく。L・スアレスが鋭い反応でこぼれ球を叩き込んだ。
だが、この1点で流れを引き寄せることができない。ホームのデポルティボに粘り強く対応され、1-1の状況が続く。
すると74分、バルセロナは再びリードを許した。失点は再びCKから。ベルガンティニョスにヘディングで決められてしまい、1-2となる。
バルセロナはすぐに最後の交代枠でパコ・アルカセルを投入してゴールを目指したが、反対に勢いのあるデポルティボのカウンターに冷や汗をかく展開に。
結局、バルセロナは再び追いつくことができず1-2で試合終了。リーグ戦の連勝は6で止まり、首位転落の危機に瀕している。
【得点者】
40分 1-0 ホセル(デポルティボ)
46分 1-1 ルイス・スアレス(バルセロナ)
74分 2-1 ベルガンティニョス(デポルティボ)
【了】