FC東京の久保建英【写真:Getty Images】
12日に行われた明治安田生命J2リーグ第3節で、横浜FCの三浦知良がゴールを挙げた。自らが持つJリーグ最年長得点記録を50歳14日に塗り替えている。
この史上初の「50歳代のゴール」について、同じ時間にJ3リーグ開幕戦のカターレ富山戦に出場していたFC東京U-23の久保建英がコメントした。
いくつかのゴールをテレビで見たことがあるという15歳の久保は「本当にいいシュートばかり」と、35歳差のレジェンドへのリスペクトを口にした。
久保が生まれた2000年当時、三浦は京都パープルサンガ(当時)でプレーしていた。当然全盛期の“キングカズ”を知らない世代だ。しかし「50歳という年齢よりも、50歳の身体でプレーをしているというのは本当に偉大な選手だなと感じています」と語る。
15歳の久保自身にはJリーグ最年少ゴール記録更新の期待もかかるが、富山戦では達成ならず、同じ日に最年長と最年少の同時更新はならなかった。
「50歳になっても現役で続けられるというのはすごいこと」と語った久保。“キングカズ”に追いつくにはあと35年もプレーしなければならないが、いまだ現役でプレーする偉大な先輩の活躍を聞き、何か感じるものがあったのかもしれない。
(取材・文:舩木渉)
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