痛みに顔を歪める長谷部誠【写真:Getty Images】
今月末のロシアW杯アジア最終予選を前に、日本代表の大黒柱が負傷してしまった。
現地時間11日に行われたブンデスリーガ第24節のバイエルン・ミュンヘン戦にキャプテンマークをまいて先発したフランクフルトの長谷部誠は、48分に左足をゴールポストに強打した。
バイエルンのFWトーマス・ミュラーがフランクフルトのGKルーカス・フラデツキーの頭を越えるループシュートを放ち、長谷部はこれを追ってゴールライン上でなんとかクリア。そのまま勢い余ってゴールポストに突っ込み左すねを強く打った。
その後一度はピッチに戻ったが、15分ほどしてプレー続行不可能になり、64分にマルコ・ルスと交代を余儀なくされた。
フランクフルトの公式ツイッターによれば、長谷部はすぐに病院へ向かい、左すねの裂傷の治療を行ったという。
近日中に日本代表のメンバー発表を控え、23日にはアウェイのUAE戦、28日にホームのタイ戦が予定されている。攻守に代えの利かない働きを見せてきた長谷部が離脱するとなれば大きな戦力ダウンは避けられない。ロシアW杯出場に向けて重要な2試合なだけに、キャプテンの負傷による影響が心配される。
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