ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】
現地時間11日にブンデスリーガ第24節の試合が行われ、ドルトムントはヘルタ・ベルリンと対戦し1-2の敗戦を喫した。ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は公式戦10試合ぶりの先発出場を果たし、アシストを記録する活躍を見せた。
試合後に香川は「負けっていうのは一番、最悪なパターンだったと思います」と語り、勝てなかった悔しさをにじませている。続けて、試合の手応えについては「リラックスしてしっかり自分を持ちながら、試合を迎えました。すごく難しい状況ではあるので、だからこそ肩の力を抜いてリラックスして試合に入ろうという意識はしてたし、そういう意味では良い入りができたと思います」とコメントした。
また、試合の中で意識していた点に関しては「僕はそんなに速くないですし。特徴はみんなはっきりしているので。僕はうまく自分というものを出していかないといけない。デンベレがベンチでしたけど、僕はデンベレではないし。自分は逆に良さがあるので。
そういう意味では、ボールを受けて展開していったりっていうのを徹底してやらないといけないですし。彼らと同じプレーをしていたら簡単にボールを失うと思いますしね。そういう選手の特徴をみんなが示しているように僕も”自分は自分”というのを示していかないといけないですし。それはこだわってやってきました」と答えている。
(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)
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