ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督【写真:Getty Images】
ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、ユベントス戦を欠場したFW本田圭佑の状態について試合後に質問を受け、返答に窮する様子も見せている。イタリアメディアが会見での様子を伝えた。
ミランは現地時間10日に行われたセリエA第28節で首位ユベントスと対戦したが、本田はこの試合の招集メンバーに含まれなかった。原因については練習中に打撲したためだと報じられていた。
モンテッラ監督はユベントス戦後の会見で、「打撲を負ったのは事実だが、いつどこで負傷したのかは知らない。水曜日には練習していたが、木曜日には練習しなかった。その間に負傷したということだ」と本田についてコメント。右足なのか左足なのか、復帰までにどれくらいの期間を要するのかとさらに質問を受けると「分からない」と言葉に詰まり、「股関節(腰)のあたりのようだが、どちら側なのか…」と曖昧な答えを返している。
本田がミランのリーグ戦に最後に出場したのは昨年12月12日の第16節ローマ戦。その後はベンチ入りしながらも出場しない試合が続き、今節で12試合連続の不出場となった。負傷以外の理由でのメンバー外だと疑われても仕方のない状況だが、仮に負傷だとしても、監督がその詳細を把握していないというのは本田にとって好ましい状況ではなさそうだ。
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