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バルサのPK・先制点・ハンド見逃しなど”問題点多数”…英紙が審判の判定を分析

text by 編集部 photo by Getty Images

ルイス・スアレス
バルセロナに所属するルイス・スアレス【写真:Getty Images】

 現地時間7日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、バルセロナはホームでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し6-1の勝利をおさめた。歴史的な大逆転劇で幕を閉じた試合だが、その余韻もつかの間、英メディア『ユーロスポーツ』が試合の分析を始めている。

 同メディアはタイトルに「スアレスダイブ? マスチェラーノハンド? 審判の判定に対する我々の評決」とつけて、いくつかの問題点を挙げた。まず、試合開始して3分にバルセロナのルイス・スアレスが先制点を決めたシーンについては、オフサイドポジションにいたとして「オフサイドだった」と結論付けている。

 また、ハビエル・マスチェラーノがクロスボールをブロックした際にボールが明らかに手に当たっていたとして「ハンドだった」と指摘した。本来であればPSGがPKのチャンスを獲得していたという。

 そして、ネイマールが自ら仕掛けてPKを獲得したシーンについては、PSGのディフェンダーが頭で引っ掛けるようにしていたとして「正しい判定だった」と主張している。67分にスアレスがペナルティエリア内で倒れてイエローカードを提示されたシーンに関しても「正しい判定だった」とした。

 一方で、後半終盤にスアレスが倒されてPKとなったシーンに関しては「間違いだった」と指摘した。すでに1度スアレスがダイブしてイエローカードを提示されていたことが、審判の判断を狂わせた可能性があるという。また、後半アディショナルタイムが5分あったことに関しては「正しかった」と結論付けている。結果的にバルセロナが6-1の勝利をおさめたが、審判の判定一つで全く違う結果になっていたかもしれない。

【了】

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