ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】
ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でのドイツ対決は避けたいようだ。8日、ドイツ国営放送『ZDF』のインタビューで答えた。
現地時間8日、CL決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、ドルトムントはホームでポルトガル1部のベンフィカと対戦した。試合はピエール=エメリク・オーバメヤンのハットトリックなどもあり4-0でドルトムントが勝利し、2試合合計4-1で準々決勝進出を決めた。
試合後のインタビューでトゥヘル監督は「チームは先制点を挙げた後、少しドタバタしてしまった。全体的に動きが少なく、リズムに乗ることが出来なかった。しかし、後半は素晴らしい出来だった。素早いボール奪取から試合をコントロールして、素晴らしいゴールも決まった」と試合を振り返った。
3得点を挙げたオーバメヤンについて問われると「オバなしでは我々の目標を達成することは出来ない。リーグ戦で2試合連続2ゴールを挙げ、今日の試合でハットトリック。ストライカーにとって得点よりも大切なことはないよ」とエースの活躍を手放しで喜んだ。
レポーターから準々決勝で対戦したい相手を聞かれると「ドイツチームとの対戦は避けたいね」と答えた。「彼らが怖いという意味ではなく、我々はヨーロッパのほかの国に行きたいからだ。他国のスタジアムや文化を知りたいしね」と理由を明かした。
最後に「我々はヨーロッパでトップ8に入った。次の目標はベスト4に入ることだ」と力強く語った。
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