勝利を喜ぶルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・エンリケ監督は、現地時間8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndのパリ・サンジェルマン(PSG)戦に勝利を収めたことで、バルサの監督としてのCLでの“ホームゲーム全勝“を継続している。
PSGにアウェイで0-4の敗戦を喫し、準々決勝進出は絶望的と思われる状況に追い込まれていたバルサだが、サッカーの歴史に残る大逆転が成し遂げられた。後半アディショナルタイムに入ってから2点を挙げる劇的な展開で6-1の勝利を収め、2試合合計6-5で勝ち進むことに成功している。
2014/15シーズンからバルサを率い始めたL・エンリケ監督は、就任1年目のCLでホームゲーム6戦6勝を記録。決勝ではユベントスを破ってバルサに5度目の欧州制覇をもたらした。
昨シーズンのCLでもグループステージから準々決勝までのホームゲームで5試合全勝。だが準々決勝のアトレティコ・マドリー戦では、ホームで2-1の勝利を収めたあとアウェイで0-2の敗戦を喫して準決勝進出を逃した。
今季のグループステージでは、セルティックに7-0、マンチェスター・シティに4-0、ボルシア・メンヒェングラッドバッハにも4-0とホームで圧倒的な強さを見せてきた。PSG戦も含め、これで就任以来ホームでのCLの試合で15戦全勝となっている。
L・エンリケ監督就任前の2013/14シーズンCLの最後のホームゲームには勝てなかったため、チームとしても現在の連勝記録は15。だがバイエルン・ミュンヘンは現在ホームで16連勝中であり、バルサを1勝リードして大会最長記録更新を継続中だ。
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