テネリフェの柴崎岳【写真:舩木渉】
スペイン2部のテネリフェに所属するMF柴崎岳は、チームメートたちと順調に親交を深めることができているようだ。現地時間8日には、カートでの走行体験を楽しむ様子を見せている。
冬の移籍市場でテネリフェに加入した柴崎だが、新天地での慣れない環境への適応に苦戦し、練習も欠席する日々が続いていた。だがクラブや代理人らのサポートもあって先週からは全体練習に復帰し、公式戦デビューに向けた準備を整えようとしている。
テネリフェは来季の1部昇格を目指した戦いを続けているが、8日には息抜きのため選手たちやスタッフら総出でテネリフェのインドアカート場を訪問。カートでの走行を楽しんだ様子がクラブの公式ツイッターや地元紙『エル・ドルサル』などで伝えられている。
柴崎もカートに乗り、チームメートらとともにレースに興じたようだ。集合写真で笑顔も見せており、練習に復帰して以来チーム内で心地よく過ごすことができている様子をうかがわせている。
柴崎の公式戦デビューは3月19日のレウス・デポルティウ戦が濃厚とみられていたが、テネリフェは中盤に怪我人が続出。予定を1週間早め、12日のヘタフェ戦でデビューとなる可能性も浮上したと報じられている。
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