敗戦にうなだれるPSGのマルコ・ヴェッラッティ【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間8日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグでパリ・サンジェルマン(PSG)に6-1で勝利を収めた。
アウェイでの1stレグを0-4で落としていたバルサだったが、CL史上初めて4点差をひっくり返す大逆転で2戦合計スコアを6-5とし、10年連続となるベスト8進出を果たした。
衝撃の敗戦を受けてPSGが本拠地を置くフランスの新聞は見出しで落胆を表現した。
仏大手スポーツ紙『レキップ』は9日付の1面に、勝利を喜ぶバルサの選手たちの横で佇むエディンソン・カバーニの写真とともに「言葉にならない」と見出しを打った。
英紙『デイリー・メール』によれば、これはフランス代表がブルガリア代表に敗れ、1994年のアメリカW杯出場を逃した際に、同紙が掲載した見出しと同じだった。つまりPSGの逆転負けはW杯予選敗退に匹敵する衝撃だったということだろう。
CLでは過去に1stレグの4点差から2ndレグで逆転された例はなかった。バルサの奇跡的な大逆転勝利は歴史的な偉業として後世に語り継がれていくに違いない。
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