ネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間8日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグでパリ・サンジェルマン(PSG)に6-1で勝利を収めた。
アウェイでの1stレグを0-4で落としていたバルサだったが、CL史上初めて4点差をひっくり返す大逆転で2戦合計スコアを6-5とし、10年連続となるベスト8進出を果たした。
この試合で2ゴール1アシストを記録し、バルサを“奇跡”に導いたネイマールは「サッカー選手としてキャリア最高の試合だった」と歴史的な一戦を振り返った。スペイン紙『アス』などが伝えている。
CLの歴史上、1stレグで4点のビハインドを背負った状態から逆転し、次のラウンドに進んだ例はこれまでになかった。そのため試合前はバルサに対し諦めムードが漂っていた。
しかし、蓋を開けてみれば6ゴールを奪って2戦合計スコアを6-5に。バルサは世界中が驚く大逆転劇を演じて見せた。
ネイマールは「いま僕らは本当に幸せだ。決勝までたどり着きたい。僕にとってサッカー選手としてキャリア最高の試合だった。素晴らしい時間だったし、これを続けていけると信じている」と逆転勝利の喜びを語った。
「PSGに敗れて僕らは大きなダメージを負ったが、ここではプレッシャーなくプレーでき、相手は悩んでいた。楽しめたよ。パリでの試合の後は落ち込んだが、今日はいい感じで試合に入れた。このチームは歴史の一部になった」
アウェイで0-4という大敗を喫したことで自信を失っていたバルサだが、最近の連勝とPSG戦2ndレグの勝利で完全復活を遂げた。リオネル・メッシが低調な中、ネイマールが偉業の立役者となりチームを力強く引っ張っている。
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