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”預言者”L・エンリケ、有言実行。確率0%を覆し逆転でCLベスト8進出

text by 編集部 photo by Getty Images

ルイス・エンリケ監督
バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】

 現地時間7日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、バルセロナはホームでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し6-1の勝利をおさめた。この試合前にバルセロナを率いるルイス・エンリケ監督が予言していた通りの結果となっている。

 過去の欧州サッカー連盟(UEFA)主催の大会を通して一度も例がないという「0-4」からの逆転を成し遂げなければならないが、L・エンリケ監督は諦めていなかった。試合前に「まだ半分だ。失うものは何もなく、得られるものはたくさんある。PSGが4点取れるのであれば、我々が6点取ることもできる」と、強気の発言を会見で述べていた。

 そして今回、誰もが予想しなかった大逆転劇が巻き起こる。試合開始して3分にルイス・スアレスが先制点を決めた後、40分にはオウンゴールで追加点が入り、さらに50分にもリオネル・メッシのゴールで3点目が決まり、逆転ムードのバルセロナ。しかし、62分にPSGのエディンソン・カバーニに1点を返されたことで勢いが衰えるかに思われた。

 しかし、88分にネイマールが4点目を決めた後、後半アディショナルタイムにも2点を追加して6-1の勝利をおさめている。1stレグで0-4の敗戦を喫していたが、2ndレグの結果により2戦合計6-5でバルセロナが逆転でベスト8進出を決めた。

 UEFA(欧州サッカー連盟)は過去に行われた欧州カップ全大会のホーム&アウェイ方式のラウンドの結果を集計し、1stレグのスコアに応じた突破確率を算出している。過去のデータから、PSGの突破確率は「100%」、バルサが逆転で突破する確率は「0%」としていたが、それを覆す結果となった。

【了】

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