ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】
現地時間7日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、ドルトムントはホームでポルトガル1部のベンフィカと対戦し4-0の勝利をおさめた。試合後に記者団からコメントを求められたドルトムント所属の日本代表MF香川真司だが「今日はやめよう」とだけ言い残し、無言を貫いた。
香川が途中出場したのはベスト8進出を決定付ける3点目が決まった後の80分から。アウェイでの1stレグでも出場はなく、ベスト8進出に貢献したとは言い難い。無言の理由を聞かれると、「何もしゃべることがないから」と悔しさを滲ませた。
それでも、チームはアウェイでの敗戦から一転、ホームでゴールラッシュを見せて3年ぶりのCLベスト8入りを果たした。これについては「それは最高」とだけ言い残し、失意の香川はミックスゾーンで立ち止まらずに素通りして言葉少なにスタジアムをあとにした。
(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)
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