イングランドサッカー協会（FA）が7日、マンチェスター・ユナイテッドに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに対して3試合の出場停止処分を科したと発表した。

　現地時間4日に行われたプレミアリーグ第27節のボーンマス戦で、ボーンマスのDFタイロン・ミングスはFWウェイン・ルーニーとイブラヒモビッチが転倒しているところに接触してバランスを崩し、イブラヒモビッチの側頭部を足の裏で蹴りつける形となる。その直後にはCKの場面での競り合いで、イブラヒモビッチがミングスの顔面に激しい肘打ちを食らわせていた。

　後日、FAが問題のプレーを映像でチェック。不適切なプレーであったと判断したことで、イブラヒモビッチに対して3試合の出場停止処分が下されることになった。これにより、イブラヒモビッチは13日に行われるFA杯準々決勝のチェルシー戦、19日のミドルスブラ戦、4月1日のウェスト・ブロムウィッチ戦（WBA）の3試合に出ることはできない。（ヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦のロストフ戦はUEFA主催のためFAの処分は適用されない）

【了】