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アジア 8年前

安田理大が明かす、韓国2部移籍の真相。体感したJリーグとの違い「日本人選手は少し甘い」

text by キム・ドンヒョン photo by Getty Images

言語の違いに戸惑いも…2度目の海外経験が糧に

安田理大
初の海外挑戦はオランダのフィテッセだった【写真:Getty Images】

――韓国のチームについての印象は?

安田:韓国に来る前から、韓国のクラブの練習がすごいというのは知っていました。サガン鳥栖時代にはユン・ジョンファン監督(現・セレッソ大阪)と一緒にやっていましたけど、3部練習もありましたし(笑)

 でも個人的には練習がハードな方が自分には合うと思っています。実際、鳥栖に所属していた時のコンディションは結構よかった。スタイル的にも追い込まれないといけないスタイルだけど、そういった部分でこういった練習量が助けになる部分もあります。

――海外移籍はオランダに続いて2回目ですが、ここまでの感触は?(※2011年1月から2013年6月までオランダのフィテッセに在籍し、45試合に出場している)

安田:オランダに移籍した時は、初めての海外挑戦でした。というか、ユース時代から過ごしたガンバ大阪を離れること自体が初めてだったので、考える時間、考える暇が全くなかったですね。

 英語もその時はほぼわからなかったから。負担がかかる部分もありましたね。だけど今回は2回目の海外チャレンジだし、何回も移籍を経験しているので、適応に関する不安はありませんでした。

 でも、やっぱりハングルが読めないのは不便に感じますね。オランダにいる時にはアルファベットで、翻訳アプリなどを使えばすぐわかったりしましたけど、ハングルは文字を打つことがまずできない。でもチームに日本語を喋れる選手が2人いて、フィジカルコーチが英語が喋れるので、日本語と英語を混ぜて使ってます。

 新居が決まるまではクラブハウスでの生活ですけど、当たり前のように一人部屋だと思ったら3人部屋でした。一人でいる時間を大事にしたいタイプなので、正直驚きましたね。(笑)

 でも、クラブのスタイルとかルールを熟知してこそ自分のパフォーマンスが出せると思うし、これが韓国のスタイルで、監督の決めた事であるならば、それをリスペクトしたいですね。文句を言うつもりもないです。

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