アーセナル【写真:Getty Images】
現地時間7日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのバイエルン・ミュンヘン戦に臨むアーセナルは、1stレグでの「1-5」という絶望的なスコアからの逆転を狙わなければならない。7日付の英メディア『BBC』は、アーセナルがこの快挙を成し遂げる確率を、他の様々な事象と比較している。
3週間前にアウェイでバイエルンと対戦したアーセナルは、1-5の大差で敗れる結果に終わった。2ndレグで逆転するためには4-0、あるいは5点差以上での勝利が必要になるが、強豪バイエルン相手に大勝を収めるのは当然ながら非常に困難であることが予想される。
英国ブックメーカーでも、アーセナルの突破に賭けて的中した場合には高額の払い戻しが行われるオッズが設定されている。オッズはブックメーカー各社により異なるが、『BBC』では「34倍」という数字を採用した上で、「アーセナルの突破は○○と同じくらいあり得ないこと」という記事をウェブサイトに掲載した。
倍率の数字が小さければ、より「起こる可能性が高い」と予想されているということになる。パリ・サンジェルマンとの1stレグに0-4で敗れたバルセロナが逆転で準々決勝に進むことに賭けた場合のオッズは「21倍」で、アーセナルよりは望みがあるとされている。
バルサのFWリオネル・メッシが来夏にマンチェスター・シティへ移籍することは「26倍」で、これもアーセナルの逆転より可能性が高いという。イングランド代表が2020年ワールドカップで優勝することも同じく「26倍」とのことだ。
サッカー界以外に関する予想も比較の対象となっている。「2017年中に異星人の存在が証明されること」の倍率は「21倍」であり、なんとこれもアーセナルの逆転よりあり得ることだと予想されている。比較対象とされた事象の中で最も確率が低いとされているのは「ジョージ・クルーニーが米国次期大統領になること」で、151倍というオッズだ。
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