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柴崎岳が加入のテネリフェを知る5つのポイント。島の場所、クラブの歴史は? 過去にはあの名将も指揮【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images , Editorial Staff , Wataru Funaki

【現在の所属選手・監督】指揮官は元テネリフェの選手。中盤には柴崎の心強い味方?

スソ
テネリフェで10番を背負うスソ・サンターナ【写真:Getty Images】

 選手の入れ替わりが激しい2部のクラブだが、チームを象徴する選手がいる。テネリフェの10番を背負うスソ・サンターナは、同クラブの下部組織で育った選手だ。2009年に一度クラブを離れるが、12年に復帰して現在は主将を務めている。

 監督のホセ・ルイス・マルティもテネリフェに根付いた存在だ。選手として00年から03年に所属した現指揮官は、その後セビージャにステップアップ。故郷のマジョルカで引退したあと、15年に監督としてテネリフェに戻ってきた。

 第2主将のビトーロは守備的MFで、ここまでチーム最長の出場時間を得ている絶対的な選手。柴崎のライバルというより、心強いパートナーとなる可能性が高い。そのほかMFでは、第3主将のアイトール・サンスが中盤でコンスタントに出場しているが、複数のポジションをこなせる柴崎であれば、環境への適応や連係といった面に問題がない限り十分レギュラーを張れるはず。少なくとも、クラブはそう考えて獲得に踏みきっていることだろう。

【了】

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