金正男氏殺害事件、サッカーにも影響【写真:Getty Images】
マレーシア当局は、今月開催を予定しているアジアカップ最終予選の北朝鮮戦でアウェイの平壌に同国代表チームを送らないことを決めた。『ロイター通信』などが伝えている。
マレーシアでは先日、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄・金正男氏が殺害される事件が起きた。この事件の影響で両国間の緊張が高まっており、マレーシア当局は同国サッカー連盟に、28日に開催予定の試合で北朝鮮に渡航しないようにと要請したという。マレーシアサッカー連盟のハミディン・モフド・アミン事務局長が認めた。
マレーシアサッカー連盟は安全な中立地での開催をアジアサッカー連盟に求めているところで、同事務局長は「今週末までに結論が出ることに期待している」と話している。
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