柴崎岳が12日にもスペインデビューか【写真:舩木渉】
スペイン2部テネリフェで体調不良からの復帰を目指し調整中の柴崎岳だが、予定を早めて今週末12日の試合に出場する可能性が浮上している。地元メディア『エル・ドルサル』が報じた。
現在2部で3位につけ、来季の昇格を目標に戦っているテネリフェ。リーグ戦では10試合負けなしと好調ではあるが、ここにきて負傷者が続出している。
柴崎と同時期に加入したラシッド・エト=アトマンをはじめ、タイロン、イニャキ・サエンス、アンソニー・ロザーノ、エドゥ・オリオル、ラウール・カマラといった複数の選手たちが戦列を離れている。
一方、テネリフェのホセ・ルイス・マルティ監督は先週9日のミランデス戦の記者会見で、柴崎は12日のヘタフェ戦も出場は難しいとの見解を示していた。だが、状況は変わったようだ。
地元メディアはチームに負傷者が続出している状況を注視しなければならないとしつつ、ヘタフェ戦のアウェイ遠征に柴崎を帯同させる可能性があると指摘した。仮にこれが実現すれば予定よりも早くテネリフェでの初出場を果たすかもしれない。
先に挙げた離脱中の選手たちは、全員が柴崎とポジションが被っているわけではないものの、昇格に向けて負けられない試合が続くだけに戦力の出し惜しみはできない。マルティ監督は柴崎を遠征に帯同させなくて済むことを望んでいるようだが、負傷者たちの状態しだいでは日本人MFに出番が回ってくることもありえそうだ。
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