ウディネーゼと引き分けたユベントス【写真:Getty Images】
現地時間5日に行われたセリエA第27節でユベントスはウディネーゼと対戦し、アウェイで1-1のドローに終わった。イタリア王者にとってはリーグ戦で実に39試合ぶりの引き分けだった。
ユーベがセリエAの試合で前回引き分けたのは、昨年2月19日に行われた第26節のボローニャ戦(0-0)。連勝が15でストップするドローだったが、その後も再び10連勝を収めるなど、ボローニャ戦以降の12試合は11勝1敗の成績で昨シーズンを終えていた。
今シーズンはここまで引き分けが一度もなく、前節まで26試合で22勝4敗を記録。ウディネーゼ戦でようやく今季初の引き分けを記録し、380日ぶりの勝ち点1を獲得することになった。
伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが以前に伝えていたところによれば、ユーベは1月29日のサッスオーロ戦に勝利した時点で、イタリアにおける”引き分けなし”の連続試合記録を更新していた。以前の記録は1950年から51年にかけてコモが32試合引き分けなし(16勝16敗)というものだった。
イタリア記録を「38試合」まで更新したユーベだが、欧州記録には届かなかった。1891年から92年にかけてイングランドのアストン・ビラが51試合連続で引き分けなかったというのが欧州の最長記録だという。
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