バイエルン・ミュンヘンのキングスレー・コマン【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第23節が終わった時点で首位に立つバイエルン・ミュンヘン。同クラブのカールハインツ・ルンメニゲCEOは、今シーズン終了後に契約が終わる2人の選手の将来について伊紙『トゥットスポルト』に語った。
まず、ルンメニゲは、2015年にユベントスからレンタル移籍してきたフランス代表FWのキングスレー・コマンについて、「彼はEUROの疲れもあって、シーズン序盤は問題を抱えていた。しかし、ここ最近は再び彼の持っている力を発揮している」と話し、好印象を抱いているようだ。
クラブは4月30日までに買い取りオプションの行使をユベントスに通達しなければならないが、ルンメニゲは「我々はオプションの行使を選択し、2100万ユーロ(約25億円)をユベントスに払うだろう」と語った。
一方、今シーズンの終了後までユベントスにレンタル移籍しているモロッコ代表DFメディ・ベナティアについては、「彼の能力に関して、疑いの余地はない。しかし、不幸にも怪我の影響でバイエルンでは活躍することが出来なかった」と手放した理由を述べた。
続けて、「恐らく彼は来季もトリノに残るだろう。ユベントスは買い取りオプションを使い、我々に1700万ユーロ(約20億円)を払うことになる」と、来季のチーム構想に入っていないと明言した。
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