インテルの長友佑都【写真:Getty Images】
現地時間5日にセリエA第27節が行われ、インテルはカリアリにアウェイで5-1の大勝を収めた。日本代表DF長友佑都は終了間際の87分から交代出場している。
前節のローマ戦に敗れたインテルは、4日の試合に勝利を収めた宿敵ミランにも暫定順位で抜かれてしまっていたが、MFイバン・ペリシッチの2ゴールなどで快勝して6位を維持。2014年9月のサッスオーロ戦(7-0)以来、約2年半ぶりの1試合5得点を挙げた。
長友はチームが4-1でリードした87分から交代出場し、数分間プレーしている。1月28日のペスカーラ戦にフル出場して以来5試合ぶりにピッチに立ち、今季9試合目の出場となった。
ステファノ・ピオリ監督は試合後の会見で、長友の出場機会が少ない現状について質問を受けると、「(出場の)チャンスは他のチームメートたちと同じだ。選ぶのは簡単ではない。ユウトは素晴らしいプロフェッショナルだが、他にもプレーできる選手たち、プレーしたい選手たちがいる」と答えている。
重要な一戦となった前節ローマ戦にはイタリアメディアで先発も予想されていた長友だが、結局ベンチスタートとなり、出場機会は訪れなかった。「ローマ戦では私は他の選択をしたということだ」とピオリ監督はコメントした。
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