ガラタサライのルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
トルコ1部のガラタサライから、J1のヴィッセル神戸へ移籍することが先日発表された元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、近日中に神戸に合流する可能性もあるのかもしれない。
以前から話題となっていたポドルスキの神戸移籍は、先週になって急展開を見せ、今月1日に両クラブから移籍決定が発表された。だが、具体的にポドルスキがいつ神戸に合流することになるかはまだ流動的だ。
ガラタサライ側はポドルスキが「今季終了後に」神戸へ移籍すると発表し、本人もツイッターで「今季終了後」と述べている。トルコでシーズンを終えたあと6月に来日することが濃厚視されるものの、神戸広報は「加入時期については調整中」と話しており、Jリーグのシーズン開始時の選手登録期間である3月末までの合流の可能性も否定はしていない。
トルコ『NTVスポーツ』のコメンテーターを務める元トルコ代表のルドヴァン・ディルメン氏は、ポドルスキがまもなくトルコを離れることになるという見解を述べている。「ポドルスキはもう行くと思う。シーズン末と言ったのはファンの“ガス抜き“のためだろう」と同氏は話し、「1~2週間以内に」ポドルスキがトルコを去ることになるという考えを語った。4日付の『アムクスポル』などトルコ複数メディアが伝えている。
Jリーグ開幕から2連勝と順調なスタートを切っている神戸だが、昨季のJ1得点王であるFWレアンドロは開幕戦で負傷し、長期離脱を強いられる見通しとなっている。ポドルスキが即座に合流することでその穴を埋めてほしいと望んでいるのは確かかもしれない。
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