レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドを欠いたとしても、少なくとも結果の上では影響を感じさせていない。リーガエスパニョーラでC・ロナウドが欠場した試合の結果は”9連勝”となった。
現地時間4日に行われたリーガ第26節でエイバルと対戦したマドリーは、C・ロナウドがコンディション不良のため欠場。FWガレス・ベイルとFWアルバロ・モラタも出場停止で欠いての試合となったが、FWカリム・ベンゼマの2得点などで4-1の快勝を収めた。
C・ロナウドがリーガの試合を欠場したのは今季5試合目だが、マドリーはその5試合全てに勝利を収めている。C・ロナウドが出場した20試合は13勝5分け2敗という成績となっており、エース不在の方が勝率ははるかに高い。
今シーズンに限ったことではなく、昨季もC・ロナウドが欠場した2試合にマドリーは勝利を収めた。C・ロナウド不在で敗戦を喫した最後の試合は2014/15シーズン第2節のレアル・ソシエダ戦であり、それ以降は同選手が欠場した9試合全てに勝利を収めている。
過去4シーズンの合計成績では、C・ロナウドの欠場した18試合で16勝2敗。勝率は88.9%、1試合あたりの平均勝ち点は2.67となっている。C・ロナウドの出場した121試合は87勝19分け15敗であり、勝率71.9%、平均勝ち点2.31という数字だ。ゴールを量産し続けるC・ロナウドがマドリーにとって非常に重要な存在であることに疑いの余地はないが、数字の上では意外にも不在時の方がチームは結果を出しているということになる。
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