ベルギー1部リーグ第29節が現地時間4日に行われ、ヘントはアウェイでワースラント＝ベベレンと対戦し3-2で勝利を収めた。

　この試合に先発出場したヘントの久保裕也は、2-2で迎えた74分に決勝点となるゴールを挙げた。ペナルティエリア手前でルーカス・ショーフスからパスを受けると、滑らかな動きで反転して相手DFのマークを剥がし、左足を振り抜く。低くコントロールされたボールはゴール右隅に突き刺さった。

　冬の移籍市場でヘントにやってきた久保は、加入後すぐに定位置を確保して6試合連続の先発出場。そしてすでに4ゴールを奪っている。前節も左足でゴールネットを揺らしており2試合連続でチームを勝利に導く重要な役割を果たした。

　ベルギ−1部のレギュラーシーズンは残り1試合。ヘントは上位6位までのチームによる優勝決定プレーオフ進出を目指している。

　現在はそのプレーオフ圏内に勝ち点差1ポイントの7位につけており、久保のゴールで最終節に望みをつないだ。6位シャルルロワは4日の試合で後半アディショナルタイムに劇的ゴールを挙げ、コルトワイクと引き分けた。

　運命のレギュラーシーズン最終節では、7位のヘントが5位メヘレンと、6位シャルルロワは12位のロケレンと対戦する。ヘントは勝利すればプレーオフ進出が決まるため、久保には3試合連続ゴールでチームを歓喜に導く活躍が期待される。

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