ヘーレンフェーンのマルティン・ウーデゴー【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーをオランダのヘーレンフェーンへレンタルするにあたり、試合に起用しなければ”罰金”を払わせるという契約条項を設けたという。1日付のスペイン『コンフィデンシアル』が伝えている。
15歳でノルウェー1部リーグとノルウェー代表にデビューし、”神童”ともてはやされたウーデゴーは、16歳でマドリーに加入。2015年5月にはクラブ史上最年少となる16歳157日でのトップチームデビューを飾ったが、継続して出場機会を得ることはできず、今年1月には日本代表MF小林祐希も所属するヘーレンフェーンにレンタルされることになった。
オランダでウーデゴーに実戦経験を積ませたいと考えたマドリーは、ヘーレンフェーンへのレンタル契約内に、ある契約条項を設けたと報じられている。ウーデゴーが試合に1試合「出場しない」たびにマドリーに4万ユーロ(約484万円)を支払わなければならないというのがその内容だという。
1月に加入して以来、ウーデゴーはヘーレンフェーンのリーグ戦8試合とカップ戦1試合の全てに出場しており、これまで「不出場ペナルティ」は発生していないことになる。だがその9試合でわずか2勝とチームの成績が振るわないこともあり、監督は契約条項の存在により不本意な起用を強いられているのではないかとの見方を伝えているメディアもある。
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