ガレス・ベイルとクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、現地時間4日に行われるリーガエスパニョーラ第26節のエイバル戦に、攻撃陣の主力を大幅に欠いて臨むことになりそうだ。3日付のスペイン紙『アス』などが伝えている。
ミッドウィークに行われた前節ラス・パルマス戦で3-3のドローに終わったマドリーは、10月以来初めて首位の座を明け渡すことになった。未消化分の1試合を多く残しているとはいえ、バルセロナに1ポイントのリードを許す状況となっている。
さらに、そのラス・パルマス戦ではFWガレス・ベイルがレッドカード、FWアルバロ・モラタが警告累積となるイエローカードを受け、エイバル戦では2人を欠いての戦いとなることが確実となっていた。ベイルは2試合の出場停止処分となることが3日に発表されている。
だが、苦境に陥ったチームはさらなる痛手に見舞われた。エースのFWクリスティアーノ・ロナウドは3日に行われた練習をコンディション不良のため欠席し、エイバル戦の欠場が濃厚視される状況となった。7日にはチャンピオンズリーグのナポリ戦が控えていることもあり、ジネディーヌ・ジダン監督はC・ロナウドに無理をさせることはないとみられている。
エイバル戦でも勝ち点を落としたとすれば、1試合を多く残しているというアドバンテージも消滅し、ライバルにリーガの主導権を完全に奪われることにもなりかねない。5年ぶりのリーガタイトル奪回に向け、マドリーは正念場を迎えようとしている。
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