元アーセナルのフレデリック・リュングベリ【写真:Getty Images】
ブンデスリーガのヴォルフスブルクでアシスタントコーチを務めることが決定したフレデリック・リュングベリ氏は、いつか古巣アーセナルに復帰することを約束しているという。アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督がそう語った言葉をクラブ公式サイトが伝えている。
現役時代にアーセナルで活躍し、2003/04シーズンのプレミアリーグ無敗優勝にも貢献したリュングベリ氏は、今季はアーセナルの下部組織でコーチを務めていた。だがアンドリース・ヨンカー新監督の就任したヴォルフスブルクのコーチとなることが先月27日に発表されている。
「フレディはU-15チームで素晴らしい仕事をしていた。ここで仕事をしている間、彼とは定期的に連絡を取り合っていたよ」とヴェンゲル監督は、アーセナルでのリュングベリ氏の仕事ぶりを称賛している。
リュングベリ氏は、アーセナルへの復帰を約束してヴォルフスブルクへと去っていったようだ。「いつか戻ってくることができる可能性があるのならそうするという約束のもとで、彼が行くことを認めた。彼が指導者となるための教育の一環だと思う。こういう経験を、いつかアーセナルで活かしてほしい」
リュングベリ氏は1998年から2007年までアーセナルで活躍。その後アメリカやスコットランドでのプレーを経て、2011年にはJリーグの清水エスパルスでも半年間プレーした。
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