チェルシーのFWミチ・バチュアイは、1シーズンでクラブを去ることになりそうだ。英紙『デイリー・メール』が伝えている。

　ベルギー代表のバチュアイは、マルセイユでの活躍が評価されて昨年夏にチェルシーの一員となった。複数クラブが争奪戦を繰り広げた末、チェルシーは3100万ポンド（約43億円）を投じて同選手を獲得している。

　だが、昨季リーグアンで23ゴールを挙げたストライカーは、ジエゴ・コスタの好調もあってチェルシーでは出番に恵まれていない。いまだにプレミアリーグでは先発の経験がない現状のため、選手本人はすでに移籍の意思をほぼ固めたそうだ。アントニオ・コンテ監督に出場機会を確約されるようなことがない限り、この考えは変わらないものとみられる。

　バチュアイに対しては、1月の移籍市場でウェスト・ハムなどが獲得に興味を示していた。23歳とまだ若いため、レンタルでの移籍も考えられるだろう。

　これによりチェルシーは補強の必要性が生じるかもしれない。中国行きが頻繁に話題になるジエゴ・コスタが残留したとしても、今季プレミアリーグに16回途中出場しているバチュアイがいなくなれば、その代役は探さなければいけないはずだ。

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