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川崎F、序盤の退場響き2戦連続ドロー。イースタンに香港勢ACL初勝ち点を献上

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ(写真はJ1開幕戦)【写真:Getty Images】

【イースタンSC 1-1 川崎フロンターレ ACL GS第2節】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)・グループG第2節が行われ、川崎フロンターレは敵地で香港のイースタンSCと対戦し、1-1で引き分けた。

 ACL史上初の女性監督が指揮するイースタンは、初のACLとなる第1節で広州恒大に0-7と大敗した。初戦で水原三星と引き分けた川崎Fはしっかり勝ち点3を獲りたいところだ。

 立ち上がりから攻め込む川崎Fは、まずまずのスタートを切ったかに思われた。しかし14分に試合の流れは一変する。奈良が相手FWブレダをペナルティエリア内で倒したというジャッジでイースタンにPKが与えられると、奈良にはレッドカードが提示された。10人になった川崎Fは、PKを決められてリードを許す。

 厳しいジャッジにも見えた奈良の退場だが、引きずることはできない。だが、イースタンの引いて守ってカウンターという意識はより明確になり、川崎Fの攻撃は跳ね返された。

 前半を1点ビハインドで終えた川崎Fは、後半のスタートから田坂を投入した。すると52分、ハイネルのパスから板倉が同点弾を決めて、スコアをふりだしに戻す。

 しかし、そのあとが続かない。香港のクラブとして初めてACLに出場しているイースタンは守備を固め、川崎Fはゴールが遠かった。相手GKの好守もあり、逆転弾は生まれない。終了間際にはハイネルが退場となり、川崎Fは9人で試合終了の笛を聞いた。

 グループGのもう1試合、水原三星と広州恒大は2-2の引き分けに終わった。この結果、広州恒大が勝ち点4で首位。川崎Fと水原三星が同2で続いている。

【得点者】
14分 1-0 ブレダ(イースタン)
52分 1-1 板倉(川崎F)

【了】

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