フィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】
サウサンプトンは、今シーズン終了後もDFフィルジル・ファン・ダイクを放出しないつもりだ。ラルフ・クルーガー会長のコメントを英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
オランダ代表のファン・ダイクは、以前からビッグクラブの関心が集まるセンターバック。冬の移籍市場でDFジョゼ・フォンテが移籍してからは、チームのキャプテンに任命されている。1月末に負傷してしまい、2、3ヶ月の離脱を強いられることになったが、シーズン終了後の噂は消えておらず、現在はリバプールやマンチェスター・シティへの移籍が取りざたされている。
しかしクルーガー会長は、「我々は1月の市場を終えたところで、このグループを維持し、ここから築いていきたいと考えている。フィルジルは長期にわたって我々と一緒だ。彼は我々のキャプテンであり、どこかへ行くとは考えていない」と断言した。
フォンテが移籍してファン・ダイクが負傷したサウサンプトンでは現在、吉田麻也がディフェンスラインで奮闘している。吉田にとっては、心強いパートナーであり、厳しいポジション争いのライバルとなり続けそうだ。
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