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鹿島、敵地で手痛い敗戦。終了間際に勝ち越し許して連勝ならず

text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島アントラーズ
鹿島アントラーズ(写真はJ1開幕戦)【写真:Getty Images】

【ムアントン・ユナイテッド 2-1 鹿島アントラーズ ACL GS第2節】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)・グループE第2節が行われ、鹿島アントラーズはアウェイでムアントン・ユナイテッドに1-2で敗れた。

 初戦で蔚山現代に2-0と勝利していた鹿島だが、アウェイ初戦となったムアントン戦は厳しい立ち上がりになった。

 11分、“タイのメッシ”ことチャナティップのドリブルをファウルで止めると、これで与えたFKをティーラトンに直接決められて鹿島は先制を許す。

 これで勢いづいたムアントンは、その後も鹿島ゴールに襲いかかった。

 それでも、後半の立ち上がりに鹿島が追いつく。47分、レアンドロのクロスからペドロ・ジュニオールが押し込んで1-1とした。

 残り10分を切ると、鹿島に逆転のチャンスが到来。鈴木が敵陣ペナルティエリア内で倒されてPKを得ると、鈴木が自らキッカーを担当した。しかし、シュートは枠を外れてしまい得点ならず。1-1の状況が続く。

 このまま引き分けで終わるかと思われた試合は、アディショナルタイムにドラマが待っていた。ムアントンがペナルティエリア右からグラウンダーのボールを入れると、GKが触ったボールをシスコがシュート。これがゴールネットを揺らし、鹿島は土壇場で勝ち越しを許した。

 グループEのもう1試合では、蔚山現代がブリスベン・ロアーに6-0で大勝している。この結果、1勝1分のムアントンがグループ首位となり、勝ち点1差で鹿島と蔚山現代が追う展開となった。

【得点者】
12分 1-0 ティーラトン(ムアントン)
47分 1-1 ペドロ・ジュニオール(鹿島)
90+5分 2-1 シスコ(ムアントン)

【了】

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