競り合う岡崎慎司(左)とエムレ・ジャン(右)【写真:Getty Images】
リバプールのレジェンドである元イングランド代表ジェイミー・キャラガー氏が、レスター・シティとリバプールの両チームのパフォーマンスを痛烈に批判した。27日に英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
現地時間27日にプレミアリーグ第26節の試合が行われ、リバプールを3-1で下したレスターが2017年のリーグ戦初勝利をおさめた。また、レスターにとってクラウディオ・ラニエリ監督が解任されて以来初めての試合となったが、FWジェイミー・ヴァーディーが同チームにとってリーグ戦での2017年ファーストゴールを決めると、チームは1時間で計3得点をマーク。リーグ戦で5連敗していたチームとは思えないほどの見事なパフォーマンスでレスターが勝利をおさめた。
しかしキャラガー氏は、レスターのこのパフォーマンスに、選手たちはこれまで平均以下のクオリティでプレーしていたのではないかと批判している。
「レスターは今夜のパフォーマンスに恥じるべきだよ。素晴らしいパフォーマンスだったけれど、先週までこの熱意はどこに隠れていたんだ? ラニエリ監督のもとでは十分な力を出してはいなかったかのようだ」
同じようにキャラガー氏は、2017年になって公式戦12試合で2勝しかおさめていないリバプールも痛烈に批判した。
「当然恥じるべきチームは1チームだけではない。リバプールのパフォーマンスは酷く、今季最低の試合の1つだった。私が見たものを説明する言葉が見つからない」
ラニエリ監督解任後に別のチームのようになったレスターと格下のチームに苦しめられ続けているリバプール。とはいえ、お互いに今季の目標達成までの道のりはまだ長そうだ。
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