元清水のフレデリック・リュングベリ氏がヴォルフスブルクのアシスタントコーチに就任した【写真:Getty Images】
ブンデスリーガのヴォルフスブルクは現地時間27日、前日に解任したヴァレリー・イスマエル前監督の後任としてアンドリース・ヨンカー氏が新監督に就任したことを発表した。契約期間は2018年まで。
ヨンカー氏は監督経験こそないものの、バイエルン・ミュンヘンではルイス・ファン・ハールのアシスタントコーチを務めていた。また、ヴォルフスブルク時代にはフェリック・マガト監督の下でもアシスタントコーチとして働き、ブンデスリーガ優勝経験を持っている。
なお、アシスタントコーチにはウーヴェシュ・パイデル氏とフレデリック・リュングベリ氏が入閣することも発表されている。
リュングベリ氏は現役時代にアーセナルで活躍。03/04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を遂げたメンバーのひとりであり、2011年から半年間に渡ってJリーグの清水エスパルスでもプレーした。
現役引退後はアーセナルのユースチームで指導者キャリアを歩んでおり、ヨンカー新監督と再会することになる。また、パイデル氏もヨンカー新監督とバイエルンでともに仕事をしている
今シーズンはアーセナルのU-19チームで監督を務めていた54歳のオランダ人新指揮官が、リーグ戦で14位で降格危機に瀕するチームをどのように立て直すことができるか。初戦は3月4日、アウェーで武藤嘉紀が所属するマインツと対戦する。
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