Jリーグの放映権を取得したパフォーム・インベストメント・ジャパンのジェームズ・ラシュトンCEO【写真:編集部】
今季からJリーグ全試合の中継を行う「DAZN(ダ・ゾーン)」を運営するパフォーム社のジェームズ・ラシュトンCEOが、今後に向けて意気込みを語っている。27日に独メディア『DWDL』が報じた。
Jリーグと10年間で総額2100億円という大型契約を結んだパフォーム社だが、今後も各国への進出を目論んでいる。ラシュトンCEOはインタビューの中で「どんな市場でも我々は先回りして非常に積極的に進める」と語り、さらなる放映権獲得を目指すことを明かした。
ただ、放映権は高騰しており投資を続けていくのは難しい。それでもラシュトンCEOは「心配しないでください。我々には非常に多くの資金がある」と語っている。また、「我々が本当に市場を信じているなら、大きな権利も取得する必要がある」とし、チャンピオンズリーグ(CL)や各国競技の放映権獲得に向けて意欲を見せた。市場開拓を目指すパフォーム社だが、一方でJリーグ開幕戦では配信トラブルが起きるなど不安を残す形となっている。
【了】