ジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間26日、リーグカップ決勝でサウサンプトンを下して7年ぶり5回目の同タイトル獲得を果たした。ジョゼ・モウリーニョ監督の勝負強さを英メディア『スカイ・スポーツ』が紹介している。
今シーズンからユナイテッドを率いるモウリーニョ監督は、2003年以降カップ戦の決勝を13回戦い、うち11回でトロフィーを掲げている。決勝での勝率は約85%だ。
サウサンプトン戦は終盤のゴールで勝ち越しに成功して3-2で勝利した。『スカイ・スポーツ』は、90分間で負けていないことを指摘している。
モウリーニョ監督は、ポルトを率いた2003/04シーズンのベンフィカ戦とレアル・マドリーを率いた2012/13シーズンのアトレティコ・マドリー戦で、カップ戦優勝を逃した。この2つはいずれも延長戦で勝ち越しを許しており、90分間の戦いでは全勝である。
また、イングランドでは決勝戦の強さがさらに際立っており、ファイナル5回で5回の優勝だ。チェルシーでFAカップ1回とリーグカップ3回の優勝を経験。ここにユナイテッドでのリーグカップ制覇が加わった。ユナイテッド監督就任1年目で主要タイトルを手にしたのは、モウリーニョ監督が初めてである。
ユナイテッドは現在、プレミアリーグで6位と厳しい位置にいるものの、カップ戦ではまだ全ての大会で勝ち残っている。再びモウリーニョ監督の勝負強さを見せる機会が近い将来にやってくるだろうか。
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