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ピケ、レアル有利な判定にSNSで不満。S・ラモスは「ピケだから」と気にせず

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェラール・ピケ
バルセロナのジェラール・ピケ【写真:Getty Images】

 バルセロナのDFジェラール・ピケは、宿敵レアル・マドリーが誤審の恩恵を受けているとしてSNSで不満をあらわにした。

 現地時間26日に行われたリーガエスパニョーラ第24節でビジャレアルと対戦したマドリーは、0-2のリードを奪われながらも逆転に成功し、3-2で勝利を収めた。だが、同点ゴールとなったFWクリスティアーノ・ロナウドのPKの場面での判定は物議をかもしている。

 MFブルーノ・ソリアーノの腕にボールが当たったという判定でのPKだったが、当たっていたのは腕というよりも肩の付近だった、あるいは腕だったとしても故意ではなかったとして、不当な判定ではないかとの見方もある。ビジャレアルは激しく抗議したが判定は覆らず、フラン・エスクリバ監督は退席処分を受けた。

 ブルーノは今年1月に行われたバルセロナとの試合でもボールが手に当たったかに見えた場面があったが、その際はPKの笛は吹かれなかった。同じ相手との同じような場面で判定の基準が異なったとして、ピケはツイッターで不満を訴えている。

 ピケはビジャレアル戦での2つのハンドの判定を伝えるスペイン『マルカ』紙の記事と、バルサとマドリーがそれぞれマラガと対戦した際のオフサイドを巡る判定についての『アス』紙の記事、計4枚のキャプチャ画像を投稿。マドリー寄りのメディアでありながらも、いずれもバルサに不利、マドリーに有利な誤審が指摘されていると主張した。

 マドリーのDFセルヒオ・ラモスはこれに対し、ピケがマドリーを”口撃”するのはいつものことだとして受け流している。「(リオネル・)メッシが言ったなら驚きだろうけど、ピケの世界がそういうものなのはもうみんな知っているからね」とビジャレアル戦後のコメントを『マルカ』などが伝えた。

【了】

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