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プレミアの選手たちは中国マネーに興味津々? 「みんなその話をしている」

text by 編集部 photo by Getty Images

シモン・ミニョレ
リバプールのシモン・ミニョレ【写真:Getty Images】

 プレミアリーグの選手たちは、中国のクラブから提示される巨額の報酬に強い関心を抱き、チームメートらと盛んにその話題について話をしているようだ。リバプールのベルギー代表GKシモン・ミニョレがそう語ったとして25日付の英紙『ミラー』が伝えている。

 中国のクラブは、潤沢な資金力をバックに欧州や南米からスター選手たちを買い集め、世界の移籍市場のパラーバランスを変動させてきた。イングランドからもMFオスカルやジョン・オビ・ミケルらが中国へ移籍し、マンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーも中国行きが盛んに噂されている。

 中国からのオファーに関心を示さないような素振りを見せる選手も、実際には興味津々なのかもしれない。「そういう話をしないと言ってしまうのは偽善的だろうね。大きな話題になっているよ。誰もがその話をしている」とミニョレは語る。「お金を目にすれば、その話をするのは当然のことだ」

 ミニョレ自身は、中国からの誘いがあれば応じるかどうかについて態度を明確にはしていない。「僕はGKだ。GKは欲しがられていないと思う。実際にオファーを受けてみるまでは分からないよ。それまではプラス面とマイナス面について考えることはできないね」

 中国の移籍市場は2月末で終了する。ルーニーも中国行きを否定しており、今回の移籍市場で大物選手が移籍することはもうないかもしれないが、今後も中国マネーは猛威を振るい続けるのだろうか。

【了】

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