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ヴァーディー、ラニエリ解任への”関与”を否定。「永遠に感謝し続ける」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェイミー・ヴァーディー
レスター・シティのジェイミー・ヴァーディー【写真:Getty Images】

 レスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディーは、クラウディオ・ラニエリ監督と選手たちとの関係悪化が同監督の解任に繋がったと報じられた内容を否定している。

 レスターは現地時間23日にラニエリ監督の解任を決定した。プレミアリーグ下位に低迷し降格の危機に追い込まれたことで、昨シーズンの奇跡的なリーグ制覇からわずか9ヶ月でその立役者をクラブから追い出すことになった。

 ラニエリ監督はチームの主力選手たちとの関係が悪化し、選手たちがクラブ首脳に対してその不満を訴えたことが解任の引き金になったともイギリスメディアでは報じられていた。ヴァーディーはGKキャスパー・シュマイケルらとともに、その“反逆者“たちの一人だったとして名前が挙げられていた。

 だが、レスターのエースは25日にインスタグラムでラニエリ監督への感謝を述べるとともに、関係の悪化を否定。「クラウディオのことは全面的に尊敬しているし、今後もそれは変わらない。彼と一緒にチーム全員で、不可能なことを成し遂げることができた」とヴァーディーは述べている。

 昨シーズンのプレミアリーグでゴールを量産し、プレミアリーグ制覇に大きく貢献したヴァーディーは、それも指揮官からの信頼のおかげだと強調した。「僕のことを信じてくれない人が多かった時に、彼は僕を信じてくれた。そのことを永遠に感謝し続ける。解任に僕が関与したという憶測があるが、それは全くの虚偽であり、根拠のないことであり、ひどく傷つくことだ」

 昨季24ゴールを挙げたヴァーディーがここまでわずか5得点にとどまっていることも成績不振の一因となっている。チーム自体も現在6試合連続の無得点と極度の得点力不足に陥っているが、27日に行われる次節リバプール戦では状況を変えることができるだろうか。

【了】

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