エバートンのロメル・ルカク【写真:Getty Images】
エバートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクは、現地時間25日に行われたプレミアリーグ第26節のサンダーランド戦で1ゴールを記録したことで、プレミアリーグにおけるクラブの歴代最多得点記録に並んだ。25日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
サンダーランド戦に先発したルカクは、1-0で迎えた80分にチームの2点目となるゴールを記録。2-0の勝利を収めたエバートンは7位を維持している。これで今季リーグ戦で17ゴール目となったルカクは、アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスと並び得点ランク首位タイに浮上している。
さらに、このゴールはルカクにとってエバートンでのプレミアリーグ通算60ゴール目。元スコットランド代表FWダンカン・ファーガソンの保持する記録に並び、プレミアリーグにおける得点数がクラブ歴代最多タイとなった。オーストラリア代表FWティム・ケーヒルが56得点で3位となっている。
特筆すべきはその得点ペースだ。ファーガソンはエバートンで通算11シーズンを過ごし、239試合での60ゴールを記録。だがルカクはその半分あまりの129試合で60ゴールを記録している。
チェルシーからのレンタルで加入した2013/14シーズンに15ゴールの活躍を見せたルカクは、その後も順調にゴール数を伸ばしてきた。昨季はプレミアリーグで自己最多の18ゴールを挙げたが、今季は12試合を残した時点でその数字まであと1点に迫っている。
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