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吉田麻也、五輪の記憶を胸に…決戦の地”ウェンブリー”へ「今回は優勝し幸せな思い出を手に入れたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

吉田麻也
サウサンプトンに所属する吉田麻也【写真:Getty Images】

 現地時間26日にウェンブリー・スタジアムでサウサンプトン(愛称:セインツ)とマンチェスター・ユナイテッドのリーグ杯決勝戦が行われる。サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也はこの”歴史的な一戦”に向けての思いを語った。25日に英メディア『キッカ』が報じている。

 まず最初に「今回は優勝し、ウェンブリーの幸せな思い出を手に入れたいです」とコメントし、優勝にかける思いを語った。2012年ロンドンオリンピック準決勝でメキシコ代表と対戦した日本代表は1-3で敗れている。その苦い思い出を味わったスタジアムがウェンブリーだった。そのため、今回は良い思い出に変えたいという。

 続けて「日本人でもあるし、若い頃はウェンブリーについて詳しく知らなかった。でも、イングランドに来てオリンピックでプレーして以来、イングランドのサッカー文化について理解し始めました。今、僕にとってウェンブリーは”重要な場所”となっています」と、ウェンブリーが特別な場所であることを明かしている。

 また、ユナイテッドと対戦することに関しては「落ち着かない気分です。ユナイテッドとの試合は素晴らしいものになると思う。ウェンブリーは世界で最も伝統的なスタジアムの一つであり、僕はクラブの歴史の一部になりたいと思っています」とコメント。

 そして最後に「最近、プレミアリーグではあまり調子は良くありませんが、カップ戦は1試合が勝負なので違います。この試合に対する大きな熱意があるし、サッカーでは何かが起きる。双方にとって難しいものになるでしょう」と、試合に向けた意気込みを語っている。

【了】

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