クラウディオ・ラニエリ監督とキャスパー・シュマイケル【写真:Getty Images】
レスター・シティの暫定監督を務めるクレイグ・シェイクスピア氏は、クラウディオ・ラニエリ監督が解任されたのは選手との関係悪化によるものだったという報道を否定した。24日付の英メディア『BBC』が伝えている。
レスターは現地時間23日にラニエリ監督の解任を発表した。昨シーズンにはレスターをプレミアリーグ初制覇の快挙に導いた優勝監督だったが、今季プレミアリーグではレスターは低迷し、降格圏間際の17位に位置している。
成績不振に加えて、選手たちとの関係悪化が監督解任の一因だったとの見方もあった。オーナーとのミーティングを行った選手たちはラニエリ監督やコーチングスタッフへの不満を訴え、それが解任の決断に繋がったと報じられていた。
だが、ラニエリ監督のアシスタントを務めていたシェイクスピア氏はこれを否定。「結果への不満は大きかったが、彼がドレッシングルーム(との関係)を失ったわけではない。騒動があったという話は憶測でしかない」と述べている。
ラニエリ監督との関係悪化が噂された選手の一人であるGKキャスパー・シュマイケルは、インスタグラムの自身のアカウントで前監督への感謝を述べた。ラニエリ監督と抱擁を交わす写真とともに、「クラウディオがレスターや僕個人のためにしてくれた全てのことに感謝したい。彼が僕らとともに成し遂げたことは最大限の敬意と大きな称賛に値する」とコメントを投稿した。
新監督の決定を待ちつつ、シェイクスピア氏が暫定的に指揮を執るレスターは、現地時間27日に行われるプレミアリーグ第26節でリバプールをホームに迎える。
【了】