川崎フロンターレの小林悠【写真:Getty Images】
J1第1節が25日に開催され、川崎フロンターレはアウェイで大宮アルディージャと対戦。FW小林悠による4年連続の開幕戦ゴールもあり、2-0でシーズン初戦に勝利を収めた。
小林は0-0で迎えた66分、MF中村憲剛による右からのCKに強烈なヘディングで合わせて先制ゴールを記録。後半アディショナルタイムには逆に中村による2点目をアシストし、ともに1得点1アシストでチームを勝利に導いた。
2014年のヴィッセル神戸戦(2-2)、2015年の横浜F・マリノス戦(3-1)、2016年のサンフレッチェ広島戦(1-0)でもゴールを記録していた小林はこれでJ1開幕戦でのゴールが4年連続。サガン鳥栖のFW豊田陽平が保持する日本人記録に並んでいる。
豊田は2013年から昨年まで4年連続で開幕戦ゴールを記録していたが、柏レイソルと対戦した今回はゴールならず。チームも1-3の逆転負けを喫し、2012年のJ1昇格以来開幕戦での初黒星となった。昨季までの5年間は3勝2分けを記録していた。
外国人選手も含めた歴代記録では、ブラジル人FWウェズレイが7年連続の開幕戦ゴールを記録している。2003年から05年まで名古屋グランパス、06年と07年は広島、08年と09年は大分トリニータでプレーし、3チームにまたがって達成した記録だった。
川崎FはJ1で3年連続の得点王にも輝いたFW大久保嘉人がFC東京へ移籍したこともあり、得点源として小林にかかる期待はこれまで以上に大きなものとなる。キャプテンにも就任した今季、チームを悲願の初タイトルに導くことができるだろうか。
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