レスターOBのゲーリー・リネカー氏【写真:Getty Images】
レスター・シティが23日、チームを率いるクラウディオ・ラニエリ監督を解任したと発表した。これを受けて、レスターOBでもあるゲーリー・リネカー氏が苦言を呈していると、24日に英メディア『BBC』が報じている。
ラニエリ監督は2015年、ナイジェル・ピアソン前監督の退任を機にレスターの指揮官に就任した。2014/2015シーズンは14位に終わったチームを劇的に変え、2015/2016シーズンはアーセナルやトッテナムなどの強豪クラブをおさえてレスターをプレミアリーグ初優勝に導いている。
昨季は輝かしい功績を残し、今季はチャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメント進出を果たす結果を残していた。ただ、リーグ戦では不調に陥り、プレミアリーグ第25節が終了した時点で降格圏内18位ハル・シティと勝ち点1差の17位につけている。
そういった経緯もあり今回の解任に至った。しかしリネカー氏は「クラウディオ・ラニエリ監督がレスター・シティのためにしてきたことを考えると、彼の解任は不可解なもので許されないことだ。うんざりするほど悲しい」と語り、納得いかない様子を見せている。
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