現地時間23日にテネリフェでトレーニングを再開した柴崎岳は、まもなく芝の上に戻ってくるかもしれない。

　クラブの許可を得て一時バルセロナに滞在していた柴崎は、22日にテネリフェ島へ戻り、23日にチームの練習施設内にあるジムで調整を行った。

　その最中には代理人のロベルト佃氏がテネリフェのビクトル・ペレス・ボレゴGM（ゼネラルマネージャー）らと会談。1時間以上にわたってコミュニケーションをとり、時に笑顔も見られた。

　そんなポジティブな雰囲気を見て、地元の記者たちは24日にもジムを出て芝の上でトレーニングを再開するのではないかと分析していた。同日の練習は試合前日のため非公開と発表されており、プレッシャーのかからない状態で調整できる。

　テネリフェ加入以降ほとんど笑顔を見せなかった柴崎が、23日の練習後にはファンサービスに応じて明るい表情をのぞかせた。本人の様子からも復帰への道筋が見え始めた様子がうかがえた。完全復活の時は確実に近づいている。

（取材・文：舩木渉【テネリフェ】）

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