リヨンの熊谷紗希【写真:Getty Images】
FIFPro(国際プロフットボール選手協会)は22日、2016年「女子ワールドイレブン」の投票で得票数上位となった55名の選手を発表した。日本からはリヨンに所属するなでしこジャパンのDF熊谷紗希が唯一名を連ねている。
FIFProの女子ワールドイレブンは2015年度に初めて選出され、昨年2月に発表された11人の中には日本のMF宮間あやも選ばれていた。2年目となる今回は熊谷が候補に残っている。
ワールドイレブンの選出にあたっては、世界47ヶ国の3000人以上の女子選手たちが投票を行ったとのこと。最終的な11人は国際女性デーである3月8日に発表される予定となっている。
フランス1部のリヨンで国内リーグ&カップ優勝および女子欧州チャンピオンズリーグ制覇の三冠に貢献した熊谷は、国際サッカー連盟(FIFA)が昨年から創設した「FIFAザ・ベスト・アウォーズ」の女子年間最優秀選手候補10名の中にもDFとして唯一選ばれ、6位の得票を得た。
FIFA「ザ・ベスト」受賞者となった米国のFWカーリー・ロイドらも当然今回FIFProが発表した55名の中に含まれている。アメリカからは最多の9名が名を連ね、フランスが8名、リオ五輪金メダル獲得のドイツが6名で続いている。
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