ユベントスに所属するマルコ・ピアツァ【写真:Getty Images】
現地時間22日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグが行なわれ、ユベントスはポルトに2-0で勝利をおさめた。この試合でユベントスに加入後初ゴールを決めた21歳のクロアチア代表MFマルコ・ピアツァは、ゴールよりもチームの勝利を喜んでいる。22日に伊メディア『プレミアム・スポルト』が伝えた。
昨年夏にクロアチア至上最高額となる移籍金でユベントスに加入したピアツァ。しかし、加入後に足を負傷したこともあり、同選手は今季公式戦でまだ473分間しか出場できていなかったが、この試合の67分に途中出場すると、その5分後に味方の縦パスが相手に当たってピアツァの足元に入ったボールをゴール左隅に流し込み、チームに先制点をもたらしている。
この先制ゴールは、ピアツァがユベントスで決めた初ゴールとなった。このことについて同選手は、初ゴールよりもチームがおさめた勝利の方が嬉しいと語っている。
「僕らにとって勝利することが大事なんだ。初ゴールを決めたことは嬉しいけれど、チームの勝利の方がもっと嬉しい」
そのピアツァは、直近3試合で2度先発出場を果たしているものの、まだレギュラーポジションを確保したとは言えない状況だ。しかし同選手は、出場機会が少なくても指揮官の判断を尊重すると謙虚な発言をしている。
「もちろんもっと出番が欲しいけど、僕は今している仕事をし続けるだけだよ。選手を選ぶのは監督なんだ。だから僕は、出番が来ればいつでもベストを尽くそうとしている」
CLで決めた先制ゴールがユベントスで決めた初ゴールとなったピアツァ。この活躍を機に今後さらに出番が増えることになるかもしれない。
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