中村俊輔加入は最大の話題に。川又、高橋らも獲得
センターラインを中心に補強を進める中、今オフ最大の話題となったのが中村俊輔の加入だろう。日本代表で10番を背負い、天才的なプレーで一時代を築いたレフティーが横浜F・マリノスからやって来たのだ。
名波監督とは日の丸を背負ってともに戦った仲で、同じサッカー観を共有する。信頼できる“兄貴分”のもとで純粋なプレーの楽しさを求めてサックスブルーのユニフォームに袖を通すことになった。
昨シーズン14得点を挙げた元イングランド代表ストライカー、ジェイの後釜に川又堅碁を獲得。アルビレックス新潟時代の2013年にはゴールを量産している。CBにはヴィッセル神戸から高橋祥平が、ボランチにはウズベキスタン代表経験のあるムサエフが加わった。また大分トリニータで10番を背負った松本昌也も新天地に磐田を選んだ。
高卒新人は2人で、藤川虎太朗は高校2年の時に全国高校サッカー選手権で活躍。針谷岳晃は練習参加した際に名波監督から絶賛されたMFだ。GKに三浦龍輝を補強し、今シーズンもGKは4人体制となった。
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