今季は判定基準の解説映像が公開されることとなった【写真:Getty Images】
2月22日、日本サッカー協会審判委員会は、JFAハウスで「JFA Media Conference on Refereeing」を開催し、今シーズンの判定基準(スタンダード)を説明した。
判定の説明は、Jリーグ各クラブを対象としたルール講習会で使用している「スタンダードビデオ」(判定基準について)を用いながら行われた。
昨季まで同カンファレンスで使用している映像は一般公開されていなかった。だが今季からは、すべてではないものの、同映像をJFAおよびJリーグのホームページで公開していくこととなった。
映像は14~15分のボリュームで、上川徹JFA審判委員会副委員長の解説がついているという。
この件について小川佳実JFA審判委員長は、「サッカーを発展させていくためには、関わる人すべて、もちろんサポーターの方々も含めて見ていただきたい」と語った。
また、これまでおよそ半年おきに開催されていたレフェリング説明会も、頻度を上げて定期的に開催すると発表された。動画の公開も含め、レフェリングについての情報開示が一層進むことになりそうだ。
(取材・文:中山佑輔)
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